2025年5月にワインオーストラリアは、日本の飲食店のプロフェッショナル5名を日本より招聘しました。

今回の訪問者は、2024年3月および10月〜11月に日本全国で実施された「ディスカバー豪ワイン キャンペーン」で、最も優れた販売実績を挙げたトップパフォーマー5名。豪ワインキャンペーンは、日本の飲食店でのオーストラリアワインの認知度向上と販売促進を目的とし、素晴らしい成果を出しました。現在もオーストラリアワインへの関心を高める取り組みとして継続中です。

5名のトップパフォーマーは、シドニー、ハンター・ヴァレー、メルボルン、ヤラ・ヴァレーを巡る視察ツアーに参加し、産地や気候、ワインスタイルの多様性と品質を、現地で体験しました。50種類以上、20を超える生産者のワインをテイスティング。ガイド付きのテイスティングやワイナリー見学、造り手との対話を通して、オーストラリアワインのストーリーと魅力を肌で感じる良い機会となりました。

 ワインオーストラリア ゼネラルマネージャー・マーケティングのポール・トゥラーレ氏は、今回の視察について「今回の訪問は、日本市場でオーストラリアワインを応援してくださっている皆さまに、実際に産地を訪れ、人々とふれあい、ワインの背景にある物語を知っていただける特別な機会。各産地で厳選されたワインのテイスティングを通じて、歴史、ブドウ栽培、醸造について、造り手通じて知ることができました。訪問者の皆さまの情熱と、現地の温かなもてなしが重なることで、オーストラリアワインの本質と革新性が伝える素晴らしい体験になったと感じています。」

このツアーは、日本市場での積極的な活動が実を結んだ成果のひとつであり、ワインオーストラリアは今後も取り組みさらに展開させるべく、2025年9月上旬に「2025 オーストラリアワイン試飲・商談会&セミナー」を東京・大阪・名古屋・福岡で開催。続いて、10月〜11月には「ディスカバー豪ワイン」第3弾キャンペーンを実施予定です。今後も日本市場でのパートナーシップをさらに深め、オーストラリアワインブランドの価値向上を目指してまいります。

トップパフォーマーからのコメント:


ワインとお食事のお店旭屋様
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オーストラリアで約2年の滞在経験を経て1989年に帰国後、香川県でオーストラリアワイン専門のワインバーを開きました。現在は店舗の移転・拡張に伴い世界各国のワインを取り扱っています。今回はハンター・ヴァレー、ヤラ・ヴァレーのワイナリーを訪問させて頂き、それぞれのワイナリーの持ち味や醸造法など詳しくお聞きすることができました。また生産者と食事を共にし、互いのワインを良く知る温かな関係や産地を皆で盛り上げる姿にも深く感銘を受けました。新たな銘柄との出会いもあり、お客様にオーストラリアワインの魅力をより深く伝えていきたいと感じています。お世話になりましたワインオーストラリアの皆様、ご一緒頂きましたローズマリー様貴重な経験をさせて頂き心より感謝申し上げます。

ワインサロン 旅の連れ様
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今回はWine Australia さんに大変貴重な機会を頂き、改めて感謝申し上げます。オーストラリアワイン愛が深まるばかりとなる、素晴らしい旅をさせて頂きました。ハンター・ヴァレー、ヤラ・ヴァレーを巡らせて頂き、感じたことをそれぞれ述べさせて頂きます。

ハンター・ヴァレーでは「オーストラリアワインの誇り」を感じました。生産者はその歴史、土壌とブドウの相性を相乗させる工夫について語り、その言葉たちからはその土地を守り続ける信念を感じました。セミヨンの多様性と熟成の可能性には大変感銘を受け、それらも長くその土地に勤める生産者たちだから成し得た功績なのだと思います。

ヤラ・ヴァレーでは「オーストラリアワインの挑戦」を感じました。取り扱う品種や手法はまさに彼らのチャレンジそのもので、視野と可能性の広さを目の当たりにし、オーストラリアと世界との窓口のような生産地だと思いました。自然にも優しく発展していく生産地に期待を寄せずにはいられません。特にサヴァニャンのソレラシステムでの醸造は驚きました。

私は元々オーストラリアという国とその土地のワインが大好きでしたが、好きだという気持ちにより自信をつけてもらえる1週間でした。今後さらに情熱をもって消費者の皆様へオーストラリアワインの素晴らしさを伝えていこうと意気込んでおります。

ワインバー シャトーシノン様
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2012年に「A+Australian Wineトレード・スペシャリスト」に認定されて以来、オーストラリアを訪問する機会が多くなり、様々な生産者やワインに出会ってきました。今では私の名前が入ったオリジナルのオーストラリアワインも存在しています。

さて、今回訪問したHunter Valleyは一番行きやすい名産地にも関わらず、初めての訪問。またシドニーも実は降り立ったことがなく、私自身貴重な経験となりました。

Hunter Valleyは全体の1%生産量で、ワイン産業としての歴史が一番古く、フィロキセラの影響がないため自根の古木が多く存在しているが、亜熱帯気候で湿度も高いという悪条件の中、高品質なワインを目指し、生産者たちが手を取り合い、栽培醸造をしている姿が印象的でした。特にHunter Shirazのイメージが変わりました。

また、Yarra Valleyは2度目の訪問でしたが、伝統を守りつつも新しい取り組みも行い、こちらも生産者同士が情報を交換して切磋琢磨していました。エレガントな酸味とピュアな味わいが共通な印象です。

アドリアンMSの最新オーストラリアワインのセミナーも含め、更に新スタイルも体験出来た、まさに“Discover Aussie Wine”を感じられたツアーとなりました。

これからも北陸でオーストラリアワインの素晴らしさを伝えていきたいと思います。
ワインオーストラリア、そしてローズさん、本当にありがとうございました。


トップパフォーマーの結果発表:

オーストラリアワインとは

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